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「顔ペイント」断念 東京五輪おもてなし 鹿嶋の市民団体

2019年のサッカー日本代表戦で実施したフェースペイントの様子=鹿嶋市神向寺
2019年のサッカー日本代表戦で実施したフェースペイントの様子=鹿嶋市神向寺
茨城県鹿嶋市に訪れる東京五輪の観客に独自の「おもてなし」を計画していた市民団体「フェースペイントKASHIMA(カシマ)」が、五輪期間の活動を断念することを決めた。新型コロナウイルス対策として大会組織委員会が新たに示したガイドラインが、観客に自宅と会場との「直行直帰」を求めていることを考慮した。

同団体は当初、茨城県立カシマサッカースタジアム(同市神向寺)でサッカー競技が行われる日に、市内各所で観客らの顔や手にボールや国旗などを描く無料サービスを予定していた。

同団体は、地元での五輪を盛り上げようとする市民らが2019年6月に立ち上げた。定期的に実演会を開いて仲間を募り、会員は一時100人を超えた。同年9月に同スタジアムで行われたサッカーの日本代表戦でサービスを行い、多くの人にペイントを施し好評だった。

五輪の延期以降、活動は中止。有観客で実施が決まり、活動を再開させようとしていたが、同団体のキャプテン、安重淳子さん(45)は「みんなで話し合い、直行直帰の要請がある中、観客へのサービスは難しいということになった」と説明した。

五輪での活動は断念するが、安重さんは「みんなが楽しみにしていた活動を、これで終わりにしたいくない。市のイベントや鹿島アントラーズの試合などで活動できたら」と、前向きに語った。

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