音楽で紛争、貧困訴え 精神科医・桑山さん公演 取手・戸頭中

世界で起きている紛争や貧困に苦しむ子どもたちの実態を音楽や映像で伝えるコンサート「地球のステージ」が、茨城県取手市戸頭の市立戸頭中(額賀敏行校長)で開かれ、全校生徒約230人が、国際医療支援活動をしている精神科医の桑山紀彦さんの語りに耳を傾けた。
同校は平和教育として、各種プログラムを行っており、今回もその一環。桑山さんは神奈川県海老名市でクリニックを経営するほか、NPO法人「地球のステージ」代表理事として各地で公演を行っている。
公演では、桑山さんが世界で出会った人々やその人たちの状況を映像で紹介。歌を交え、フィリピン、パレスチナ、ミャンマーなど、紛争や貧困に苦しむ人々の実情を紹介した。
新型コロナ禍での生活についても語り、生徒たちに前向きになることの必要性を訴えた。その上で、「自分たちのクラスや学校を平和にしていってほしい。合わない人がいるかもしれないが、争いではなく、共存を目指してほしい」と呼び掛けた。
中西美菜さん(14)は「苦しい中でも強く生きる人たちの姿が印象的だった。共存することの意味を考えていきたい」と話していた。
同校は平和教育として、各種プログラムを行っており、今回もその一環。桑山さんは神奈川県海老名市でクリニックを経営するほか、NPO法人「地球のステージ」代表理事として各地で公演を行っている。
公演では、桑山さんが世界で出会った人々やその人たちの状況を映像で紹介。歌を交え、フィリピン、パレスチナ、ミャンマーなど、紛争や貧困に苦しむ人々の実情を紹介した。
新型コロナ禍での生活についても語り、生徒たちに前向きになることの必要性を訴えた。その上で、「自分たちのクラスや学校を平和にしていってほしい。合わない人がいるかもしれないが、争いではなく、共存を目指してほしい」と呼び掛けた。
中西美菜さん(14)は「苦しい中でも強く生きる人たちの姿が印象的だった。共存することの意味を考えていきたい」と話していた。