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風速50メートル、ビル風の脅威 台風時期前に公開実験 茨城・筑西

大型送風機が発生させた風速50メートルの「ビル風」に、傘をあおられるスタントマン=筑西市花田
大型送風機が発生させた風速50メートルの「ビル風」に、傘をあおられるスタントマン=筑西市花田
台風シーズンを前に、強烈な「ビル風」が歩行者らにどのようなダメージを与えるか知ってもらおうと、大型換気装置メーカーの流機エンジニアリング(東京都港区)は14日、茨城県筑西市花田の同社つくばテクノセンターで、スタントマンを用いた公開実験を行った。

「ビル風」は大きな建物近くで吹く強風。実験ではビルの代わりにコンテナを配置して、幅約90センチの風の通り道をつくった。同社製換気装置を使い、風速30メートルと50メートルの風を発生。風速50メートルでは、スタントマンが差した傘は瞬く間に裏返しになり、吹き飛ばされた。また、コンテナを取り除いて風速80メートルの風の噴射も行われた。

実験で風を発生させた装置は、トンネル掘削現場などで使われている。直径160センチのファン2基を内部で回転させ、直径約90センチの吹き出し口から1分当たり3千立方メートルの空気を噴射できる。

同社の同様の実験は2019年に続き2回目。立ち会った西村聡社長(45)は「(この実験が報道されることで)未然にどういう対策を取っていくか、身を守る、物を守ることにつながればいい」と話した。

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