新型コロナ 茨城県内4師会、接種支援強化へチーム 8月本格稼働 市町村に担い手派遣

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新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させるため、茨城県医師会は14日、県歯科医師会と県薬剤師会、県看護協会とともに、4師会共同のワクチン接種支援チームを立ち上げたと発表した。対象者数が高齢者の約2倍に増える64歳以下の接種に対応するためで、担い手が不足する市町村の集団接種会場に医療従事者を派遣する。

県医師会は7月完了に向けて事業が進む高齢者接種でも同様の取り組みを行ってきた。先行して進む高齢者(約84万人)や医療従事者などを除く県内の対象者は約160万人と大幅に増えることから体制を強化する。

支援チームは8月から本格稼働する予定。歯科医師は医師や看護師とともにワクチンの打ち手として、薬剤師はワクチンの調製や注射器への充填作業などに協力する。

派遣可能な医療従事者のリストをあらかじめ各団体で作成し、市町村からの派遣要請は県医師会が一括して受け付ける。日時や職種、人数などに応じて県医師会が各団体に照会し、調整する。

14日は4師会の会長が県医師会(水戸市)でそろって会見し、鈴木邦彦・県医師会長は「体制は整っている。ワクチンが潤沢に供給されれば接種は進む」と説明。榊正幸・県歯科医師会長と横浜明・県薬剤師会長も「積極的に協力していく」と述べた。

県看護協会のナースセンター(職業紹介)にはこれまでに14市町村から求人の申し出があった。白川洋子会長は、支援チームの取り組みが「会場全体の安全を担保することにつながれば」と語った。

県医師会はこれまで、高齢者接種への派遣事業を大規模病院や県メディカルセンター、県総合健診協会などの協力を得て実施してきた。7月中に城里、桜川、常陸太田、取手の4市町に医師と看護師計104人を派遣する。

内閣官房のホームページによると、13日時点で県内でワクチン接種を終えたのは、1回目が72万1050人(接種率24.68%)、2回目が39万1052人(同13.39%)となっている。

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