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新型コロナ 茨城県内「第5波」鮮明に 直近2週間、感染者1.5倍

県内陽性者の年齢内訳
県内陽性者の年齢内訳

茨城県内でも新型コロナウイルス感染の「第5波」が鮮明になりつつある。県によると、直近2週間の感染者数は、その前の2週間と比べ約1.5倍に増加。新規感染者の9割以上は60歳未満で若年層が目立つといい、首都圏との往来が多い県南地域が全体の6割超を占める。

県のまとめでは、今月8〜21日の2週間の県内感染者(計574人)のうち、年代別では20〜30代が43%で最多。次いで40〜50代が30%、20歳未満が20%と続く。60代以上は全体の7%にとどまる。

高齢者の感染が減り、7月以降は福祉施設や医療機関でのクラスター(感染者集団)発生もないことから、県は「ワクチン接種の効果が出ている」と分析している。

直近2週間の感染者を地域別に見ると、県南が65%で最多。次いで県西15%、県央12%、県北と鹿行が各2%だった。感染者は40市町村で確認され、つくば市の99人が最多。次いで土浦市62人、取手市48人、水戸市44人と続く。

インド由来のデルタ株などを含むL452R変異株の感染者も急増している。6月は27人だったが、7月は21日時点で122人を確認。同変異株の陽性率も直近では3割近くまで上昇している。

感染再拡大の兆しが見えるものの、県独自の感染状況を示す指標は現在、病床稼働数と新規感染者数、経路不明者数の三つはステージ2(おおむね抑制)を維持している。

県は、職場や学校、知人との会食、レジャーなどを通じた感染が増えているとして、4連休を前に「感染防止策の一層の徹底を」と呼び掛けている。

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