次の記事:茨城県内最多290人感染 全域拡大、水戸も更新

ケーキの自販機好評 茨城・筑西の喫茶店 コロナ禍で非接触型模索

自動販売機で手作りシフォンケーキの販売を始めたカフェ・シエテの津久井奈々さん=筑西市小川
自動販売機で手作りシフォンケーキの販売を始めたカフェ・シエテの津久井奈々さん=筑西市小川

コロナ禍の中、手作りシフォンケーキを自動販売機で販売する試みが、地域住民から好評を得ている。茨城県筑西市小川の喫茶「カフェ・シエテ」店主の津久井奈々さんが4月から始めた。ケーキは3種類で毎日作られ、自販機に搬入される。1週間ごとに種類も変わる。油や卵などの素材にもこだわり、津久井さんは「ふわふわのシフォンケーキを食べて、気分をほっこりさせてほしい」と話している。

同店は2019年9月、自宅を改装し開業した。2歳と4歳の2女を育てる中で、周辺に「子連れで行けるカフェが少ない」と気付かされたことが背景にある。「母親が息抜きできる場所が絶対必要」と感じ、特に「子どもが床をハイハイして遊べるカフェ」を目指した。

しかし、20年初頭から新型コロナウイルス感染症の拡大で大きな打撃を受けた。来客は激減し、同年3〜5月は休業した。「自分も非接触型の働き方を考えなければいけなかった」と模索のきっかけを振り返る。自販機の導入費は約250万円。大きな決断だった。

津久井さんは「自販機を設置したことで、店の存在もアピールできるようになった。お客さんに喜んでもらえ、導入して良かった」と前向きに強調した。

ケーキの価格は200〜280円。店内では自販機と異なるケーキやドリンクも販売している。店の営業は火・水・木曜日の週3日間で、営業時間は午後0時45分〜3時半。問い合わせは同店(電)090(7714)7700

最近の記事

全国・世界のニュース