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茨城県のコロナ対策指針 ステージ3引き上げ 16市町「感染拡大」指定

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、対策ステージの引き上げを発表する大井川和彦知事=県庁
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、対策ステージの引き上げを発表する大井川和彦知事=県庁
茨城県内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大井川和彦知事は27日、臨時会見し、県独自のコロナ対策指針について、県全体のステージを2番目に深刻な3に1段階引き上げたと発表した。引き上げに伴い、「感染拡大市町村」に県南や県西を中心とする16市町を指定し、30日から8月12日までの2週間、不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮を要請する。県内の感染状況について、大井川知事は、全体の5割近くに上る変異株の拡大を要因に挙げ、「『第5波』に入ったというべき」との認識を示した。

ステージ3となったのは、6月7日に同2へ緩和して以来約7週間ぶり。県独自の判断指標「茨城版コロナNext」のうち、県内感染状況の2項目が26日以降、同3となったほか、同日時点の病床稼働数も135床と前の週に比べ急増したことから、引き上げを決めた。

感染拡大市町村に指定されたのは、土浦、古河、龍ケ崎、常総、取手、牛久、つくば、潮来、守谷、坂東、稲敷、行方、つくばみらい、大洗、阿見、境の各市町。いずれも、直近1週間の人口1万人当たりの新規陽性者数が1・5人以上となった。

対象の16市町では、不要不急の外出自粛のほか、飲食店に午後8時から午前5時までの営業自粛(酒類提供は午後7時まで)を要請。全期間で要請に協力した店舗には、売上高に応じた協力金を支給する。

大井川知事は「首都圏での感染急拡大に伴い、茨城県も県南や県西、鹿行地域で拡大傾向にある」と指摘。高齢者などのワクチン接種が進み「重症者数は抑えられている」としながらも、お盆休みなどを控えて帰省や会食の機会が増えることなどを懸念。改めて感染対策の徹底を呼び掛けた。

このほか、新型コロナの検査を条件に県内宿泊旅行料金を割り引く「いば旅あんしん割」は、30日から事業を停止する。既に申し込みのあった予約分については、キャンセルに応じるとした。

■感染拡大市町村
7月30日〜8月12日
土浦、古河、龍ケ崎、常総、取手、牛久、つくば、潮来、守谷、坂東、稲敷、行方、つくばみらい、大洗、阿見、境

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