茨城県知事選 田中氏が出馬表明

田中重博氏
田中重博氏
任期満了に伴う9月5日投開票の茨城県知事選で、無所属新人の茨城大名誉教授、田中重博氏(74)が30日、立候補を表明した。同日、県庁で記者会見し、「大型公共事業による無駄遣いをやめ、県民の命と暮らし、地域経済育成などに税金を優先、重点的に使うよう抜本的に改める」と述べた。知事選への出馬表明は現職の大井川和彦氏(57)に続き2人目で、選挙戦となることがほぼ確実になった。

田中氏は大阪府豊中市出身で水戸市在住。京都大大学院経済学研究科博士課程を修了後、茨城大人文学部教授などを経て、2010年から12年まで副学長。専門は地方自治や地方財政など。13年の知事選に出馬し、当時の現職候補に敗れている。

会見で田中氏は、現職のほか知事選へ名乗りがないことに触れ、「選択肢をなくすことは地方自治にとってよくない」と出馬理由を説明。ワクチン接種の迅速化など新型コロナウイルス対策の改善や東海第2原発の再稼働反対などを争点に、「困っている人に寄り添い、取り残されない社会を実現する」と訴えた。

田中氏は市民団体「いのち輝くいばらきの会」が擁立。共産党県委員会も協力する見通しで、週明けにも方針を固める。同団体は今後、立憲民主党など複数の政党にも広く支援を要請していく考え。

知事選の立候補予定者説明会が同日、県庁内であり、大井川氏と田中氏の2陣営が出席した。

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