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東京五輪サッカー男子日本代表、31日準々決勝 茨城・カシマで 「鹿島の誇り持って戦って」上田と町田にエール

県立カシマサッカースタジアムでの鹿島戦士の活躍を願う丸野陽介さん(右)と剛生君=29日、鹿嶋市宮中
県立カシマサッカースタジアムでの鹿島戦士の活躍を願う丸野陽介さん(右)と剛生君=29日、鹿嶋市宮中
「誇りを持って戦って」とエールを送る鹿島OBで元日本代表の柳沢敦さん=29日、群馬県前橋市
「誇りを持って戦って」とエールを送る鹿島OBで元日本代表の柳沢敦さん=29日、群馬県前橋市
東京五輪サッカー男子で3連勝の快進撃を見せ決勝トーナメントに進出した日本代表は、茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)で31日、ニュージーランドを相手に準々決勝を戦う。会場はJ1鹿島アントラーズの本拠地。鹿島のFW上田綺世(22)=水戸市出身=とDF町田浩樹(23)=つくば市出身=にとっては「ホーム戦」となる。鹿島関係者は2人の活躍に期待し、地元の鹿嶋市民からもメダル獲得を願う声が高まっている。

鹿島OBの柳沢敦さん(44)は「鹿島の代表、日本の代表として、誇りを持って戦って」とエールを送る。柳沢さんは自身も2000年のシドニー五輪に出場。米国との準々決勝で先制ゴールを決めるなど活躍するも、PK戦の末に敗れた。現在は高校生年代の育成組織、鹿島ユースの監督を務める。

柳沢さんは「決勝トーナメントは負ければ終わりというプレッシャーがある」と指摘した上で、「本当に大きな舞台。活躍できたときには大きな選手になる」と後輩の飛躍を願う。

鹿島のFWエベラウド(30)は、22日のオンライン記者会見で2人に言及。「鹿島の選手一人一人が彼らを応援している。良い結果を残せるように、みんながこっち(鹿島)で願っている」と仲間の思いを代弁した。

「綺世君は憧れの選手」。鹿島ユースのFW菊池快(18)は、県央県北地域の中学生年代が対象のノルテジュニアユース出身で、上田は先輩に当たる。菊池は現在開催中の日本クラブユース選手権(U-18)で3試合4得点と大暴れし、準々決勝進出に貢献。「綺世君も同じような状況で頑張っている。近づくために今大会で活躍したい」と大きな刺激を受ける。

鹿島の五輪戦士たちのメダル獲得が現実味を帯びてきて、鹿嶋市民の期待も高まる。

町田が足しげく通う同市宮中の洋食店「ビストロ ノリーナ」の丸野陽介代表(42)は、五輪期間に応援メニュー「町田チキン」を提供して後押しする。鶏肉好きな町田のために考案した炒め野菜を乗せたステーキで、本人にメールで伝えると「出場したら頑張る」と返事があったという。丸野さんは「ホームなので出られるはず。応援するしかない」と意気込む。

町田から守備の手ほどきを受けた丸野さんの息子、剛生(ごう)君(10)は「得意のヘディングでゴールを決め、金メダルを取ってほしい」と応援する。

市商工会青年部アントラーズ応援委員会の山町浩信委員長(38)は「次に進む活躍を」と期待する。1次リーグ最終戦で2得点に絡んだ上田のプレーに「いい活躍を見せてくれた。今度はゴールが見たい」。

31日の一戦に勝てばメダルが見えてくる。山町委員長は「鹿島の下部組織で育った2人が五輪代表として地元で戦うのは素晴らしい。経験を機に、さらに成長してほしい」と願う。

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