子どもの寄り添い活動 学校以外の居場所知って 74団体22日一斉発信

「不登校・多様な学びネットワーク茨城」がSNSで呼び掛けるメッセージ
「不登校・多様な学びネットワーク茨城」がSNSで呼び掛けるメッセージ
不登校やいじめに遭った子どもたちを支援しているNPOや市民団体が、夏休み明けの子どもの精神的不安を和らげようと、子どもや保護者向けに相談の呼び掛けを行っている。各団体では「学校に行くのがしんどい」などと子どもからのSOSを受け取ることが多い。団体は「学校以外にもいろんな居場所があることを知ってほしい」と訴える。22日には茨城県内74団体が一斉に、会員制交流サイト(SNS)を使って寄り添い活動を発信する。

呼び掛けているのは、74団体が参加し、昨年12月に発足した「不登校・多様な学びネットワーク茨城」。フリースクールや子どもの居場所、不登校親の会、臨床心理士や精神福祉士の民間支援者、スクールソーシャルワーカー、学習支援者、学童や子ども食堂、特別支援学級の親の会、青年の自立支援団体や引きこもり支援者らが参加している。

同ネットワークによると、22日には各団体のSNSで、共通の呼び掛け文と各団体の一覧を添付する。「ここにもあります。あなたらしくいられるところ」などと呼び掛ける。各団体は、支援で関わっている子どもや保護者のほか、関わりやつながりができていない人にも届けたい考えだ。対象は小中高校生、保護者、教員ら。

同ネットワークの担当者は「時には生きているのがつらくなるほど学校に行くのがしんどい子もいる。まずそういう子どもたちに気付いてもらい、後に相談につながれば。周りの人も『学校に行かないと』ではなく、『休憩してもいいんだよ』と伝えるのが大事」と話す。

支援団体の全国調査では、新型コロナウイルスの感染拡大によって休校が増えた影響で、子どもたちには精神的な不安を訴える例も報告された。同ネットワークは「頑張っている子ほどリズムが崩れ、つらくなる例もある。きめ細かく寄り添えれば。SNSをぜひ多くの人に拡散して届けてほしい」と呼び掛けた。

同ネットワークの問い合わせは、futamanet.ibaraki@gmail.comへ。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース