茨城の自治体 9月以降、オンライン授業続々実施 水戸、つくば、牛久、つくばみらい

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■水戸市 通信環境ない家庭にルーターを貸し出し 9月1〜10日
新型コロナウイルスの感染拡大で茨城県が国の緊急事態宣言の対象となっているなどから、水戸市は9月1〜10日までの間、小中・義務教育学校で分散登校とオンライン授業を行う方針を決めた。26日の市議会文教福祉委員会で明らかにし、学校や保護者らに通知した。

市教委によると、市内で児童生徒や保護者世代の感染が増えていることから、9月1〜3日の3日間で分散登校を実施。学校の規模や学級の人数に応じて、1〜3回の登校日を設け、各児童生徒は1回登校する。登校日は午前の3時間程度とし、オンライン授業が円滑にできるよう指導する。

6〜10日は各学校でオンライン授業を行う。オンライン授業は午前中で、午後は自主学習。小学校低学年はプリント学習と併用するなどして対応する。

通信環境がない家庭にはモバイルルーターを貸し出すほか、共働き家庭などの児童が学校の通信環境を利用できるよう学校を開放する。

市の小中・義務教育学校は夏休み明けの8月27〜31日まで臨時休校となり、タブレット端末を活用して家庭学習の支援を行っている。9月1日以降の対応は決まっていなかった。

■つくば市、ビデオ会議アプリとプリント学習を併用 9月2〜10日
つくば市の夏休み明けの小中学校対応について、9月2〜10日までオンライン授業を実施する方針であることが26日までに分かった。五十嵐立青市長がツイッターを通じて明らかにした。今後、県からの通知を待って正式決定する。

市教育局によると、ビデオ会議アプリを用いた授業とプリントによる学習を併用する。午後3時ごろまで授業を行う予定。1日は登校日とし、オンライン授業についての説明や端末の受け渡しを実施する。

保護者の仕事などの事情がある場合や家庭内でネット環境が整っていない場合は登校することもできる。ただ、昨春の全国一斉休校時のように給食の提供はされず、弁当持参となる。

■牛久市、配備を完了させたタブレット端末活用 9月1〜12日
国の緊急事態宣言を受け、牛久市は市内全13の小中・義務教育学校で、9月1日から同12日まで、オンラインの家庭学習に切り替える。自宅にインターネット環境が整っていない児童生徒などは登校を受け入れる方針。

市教委によると、市は昨年11月に約6900人の児童生徒全員に、1人1台のタブレット端末の配備を完了。今回は、タブレット端末を自宅に持ち帰ってもらい、オンラインの教材などを使って学習を進めてもらう考え。

各校のクラスごとに1日1、2回はオンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」などを使って、出席確認や、勉強の相談を受ける。登校する一部の児童生徒も学校で同じオンライン学習を実施する。

市教委によると、市内の夏休み中の子どもの感染者は、児童生徒計11人に上るという。染谷郁夫市教育長は「子どもたちや家族全員の感染拡大防止のためにオンライン学習の措置を取った」と話した。13日以降は登校予定だが、感染拡大の状況に応じて変更するという。

市の夏休み期間は8月29日までで、30、31日は臨時休校の措置を取る。9月1日から3日にかけて、各校で分散登校で1日のみ登校日を設けて、学習の進め方などを説明する。

■つくばみらい市 9月1〜12日まで小中全14校を休校
つくばみらい市教育委員会は25日、児童生徒の新型コロナウイルス感染防止のため、9月1日から12日まで市立小中の全14校を休校にすると発表した。オンライン学習やプリントを配布して学習の機会を確保する。

市教育指導課によると、各学校ごとに1〜3日の間に分散登校を行い、課題の確認やタブレット端末の貸し出しを行う。通信環境が整っていない家庭、親の仕事の都合などで児童生徒の面倒を見ることが難しい場合は自主登校を可能とする。休校期間中の部活動と給食の提供は中止する。

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