茨城県阿見町 旧実穀小跡地のコミセン整備 見直し求める市民団体も

旧吉原小を改修した「吉原交流センター」=阿見町吉原
旧吉原小を改修した「吉原交流センター」=阿見町吉原
地域住民の交流拠点整備を目指し、茨城県阿見町は、閉校した小学校の校舎を利活用し、コミュニティセンターとして整備を進めている。今年4月に、旧吉原小(同町吉原)跡地に多目的室や和室などを備える「吉原交流センター」を開設。旧実穀小(同町実穀)跡地にも、コミュニティセンターの整備を検討している。一方、旧実穀小跡地の整備計画については、一部住民から計画の見直しを求める動きも出ている。

旧吉原小と旧実穀小は2018年3月に閉校になり、町と住民で跡地利用の議論が進められてきた。

吉原交流センターは、教室を改修し、同小の歴史を振り返る写真などが展示された「吉原ミュージアム」多目的室やホール、和室などを整備し、住民が利用できるようにした。

旧実穀小跡地については、町は、コミュニティセンターの整備を前提に、和室や会議室、多目的室などを設けたい考えで、地域住民の交流拠点としたい考え。20年1月に、「実穀地区公民館整備検討委員会」を町が立ち上げ、地域住民らと具体的な内容について話し合いを進めているところだ。

一方、同小跡地へのコミュニティセンター整備に関しては、同小地区内の一部の住民から「センターが本当に今必要な施設なのか考えてほしい」などの声が上がり、計画の見直しを求める市民団体が設立された。

7月に、同地区内の行政区の一つ「寺子区」の住民らが中心となり、見直しを求める市民団体「阿見町民の声」を立ち上げた。同団体の野口正弘代表は「町内には公民館とコミュニティセンターがすでに計6施設ある。これ以上必要な施設か疑問だ」と話している。

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