洪水、避難先確認を 水戸市が防災訓練 早めの情報発信意識

防災ラジオを通じ訓練用の情報を発信する市職員=水戸市役所
防災ラジオを通じ訓練用の情報を発信する市職員=水戸市役所
「防災の日」の1日、水戸市は台風に備えた防災訓練を実施し、洪水発生を想定して要配慮者がいる施設やホテル・旅館への情報伝達の手順など確認した。防災行政無線や防災ラジオなどを通じ、市民に向けて訓練用の防災情報発信も行い、災害時の避難場所などの確認を呼び掛けた。

訓練は2019年10月の台風19号を踏まえ、昨年から実施している。市防災・危機管理課では午後0時半ごろから、防災ラジオで早めの避難や避難場所の確認など呼び掛ける訓練用の防災情報を読み上げた。那珂川沿岸をはじめとする市内の浸水想定区域内の67カ所の防災行政無線では、実際にサイレンを鳴らした。

同区域内や土砂災害警戒区域内にある要配慮利用者施設には、各担当課からファクスで訓練用の情報を送信。高齢者施設や障害者施設、学校、医療機関など91施設が防災ラジオの放送を聞き取り、避難経路や施設利用者数など回答して、同課で情報を集約した。

市が災害協定を締結している県ホテル旅館生活衛生同業組合水戸支部の加盟33事業者には、避難者の受け入れを要請。部屋数や人数を把握し、受け入れ要請する避難世帯数一覧表を事業者に送信するまでの一連の流れを確認した。

同課の小林良導課長は「市民と協働での備えが大事。市民が躊躇(ちゅうちょ)することなく避難できる、コロナ禍での感染症対策の強化と、早めで分かりやすい情報発信をしていきたい」と話した。

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