J1鹿島、グラウンド新設へクラウドファンディング 来月31日まで


サッカー・J1鹿島アントラーズ(小泉文明社長)は3日、アカデミー専用グラウンド新設のためのクラウドファンディング(CF)事業「アントラーズの未来をみんなで」を開始した。柳沢敦ユース監督らが企画したもので、ふるさと納税型CFとなる。期間は来月31日までで、目標金額は国内スポーツ分野で最高の3億円。
鹿島は選手育成組織であるアカデミーの環境向上を目指し、鹿嶋市平井に専用の人工芝グラウンド1面を整備しており、12月の完成を予定する。現在、アカデミーは複数の練習場を使用している状況で、柳沢監督は「一つの場所で集中して練習できる環境は、選手を育てる上で大きな影響がある」と意義を述べる。
アカデミー強化の背景は、若手選手の海外移籍が増えていること。中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーは「(選手入れ替わりの)サイクルが早くなっているため、アカデミーからトップチームに上がる選手をより多く育成したい」と説明する。クラブの重要施策であり、小笠原満男テクニカルアドバイザーは「皆さんの寄付は、将来プロになる子どもたちにつながる」と協力を呼び掛けた。
寄付金は鹿嶋市ふるさと納税の対象となる。寄付のコースは1万円から1千万円まで。金額に応じた御礼(リターン)がある。鹿島は昨夏、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたため、ふるさと納税型CFを実施し、約1億3千万円の寄付金が集まった。
鹿島は選手育成組織であるアカデミーの環境向上を目指し、鹿嶋市平井に専用の人工芝グラウンド1面を整備しており、12月の完成を予定する。現在、アカデミーは複数の練習場を使用している状況で、柳沢監督は「一つの場所で集中して練習できる環境は、選手を育てる上で大きな影響がある」と意義を述べる。
アカデミー強化の背景は、若手選手の海外移籍が増えていること。中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーは「(選手入れ替わりの)サイクルが早くなっているため、アカデミーからトップチームに上がる選手をより多く育成したい」と説明する。クラブの重要施策であり、小笠原満男テクニカルアドバイザーは「皆さんの寄付は、将来プロになる子どもたちにつながる」と協力を呼び掛けた。
寄付金は鹿嶋市ふるさと納税の対象となる。寄付のコースは1万円から1千万円まで。金額に応じた御礼(リターン)がある。鹿島は昨夏、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたため、ふるさと納税型CFを実施し、約1億3千万円の寄付金が集まった。