茨城・龍ケ崎市議会総務委 補正専決不承認 新設ポスト巡り

龍ケ崎市役所
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茨城県龍ケ崎市が新設した幹部ポスト「行政監察監」を巡り、市議会総務委員会は9日、人件費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算の専決処分を賛成なしで不承認とした。定例会最終日の15日、本会議で採決を行うが、不承認となる公算が大きいとみられる。市によると、仮に不承認となっても、専決処分の効力に影響はない。

市は、行政監察監を7月に新設。常総市の前副市長を特定任期付き職員として起用した。3月に発覚した官製談合防止法違反事件を踏まえ、法令順守の推進や業務改善に取り組むほか、再発防止策の検討も担う。採用に当たり、龍ケ崎市は人件費の630万円を追加する本年度一般会計補正予算を7月9日付で専決処分した。

総務委では、6月の定例会が閉会して間もないうちに専決処分がなされた経緯などを疑問視。採決に加わらない委員長を除く全6委員が反対した。油原信義委員長は茨城新聞の取材に「委員会として、専決処分の要件には該当しないと判断した。議会軽視であり、不信感は大きい」と述べた。

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