茨城・八千代町議会 タブレット端末導入 1年後 ペーパーレス化目標

9月定例会からタブレット端末を導入した八千代町議会=同町役場
9月定例会からタブレット端末を導入した八千代町議会=同町役場
議会資料のペーパーレス化や情報通信技術(ICT)の活用を進めようと、茨城県八千代町議会(定数14)は、9月定例会から議案審議などで利用可能なタブレット端末を導入した。従来の紙資料を併用しながら、1年後を目標に議会資料の完全デジタル化が実現できるよう運用していく。

タブレット端末は、各議員に計14台、町議会事務局に1台配置された。7月に端末操作、8月に文書管理機能を備えた共有システム「SideBooks」利用の研修会を各1回行った。町三役や町管理職員が使うパソコンなどにも設定された。

同事務局によると、端末導入の要因として新型コロナウイルスの影響で議員間の情報交換などに支障が出たのが背景にあったという。利点は膨大な紙資料の印刷作業や関連経費の削減、収納スペースの確保、遠隔での会議開催など。今後運用を重ね、来年9月の定例会から完全デジタル化の実現を目指すとしている。

今定例会は7日に開会し、本会議では議員の手元に端末が置かれた。議員からは「(使いこなすには)時間がかかる」や、「ペーパーレスが進み、余計な資源を使わなくて済む」といった声が聞かれた。中山勝三議長は「さまざまな情報を効率的に収集、共有が可能になるため、活発な議論に役立てていきたい」と話した。

町によると、初期費用にかかる本年度分の事業費は136万円。

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