赤水の功績、伝える 茨城県高萩市、動画サイトで公開

高萩市が動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した、長久保赤水の映像作品のワンシーン。中央が和泉元彌さん演じる赤水
高萩市が動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した、長久保赤水の映像作品のワンシーン。中央が和泉元彌さん演じる赤水
茨城県高萩市は、同市出身の江戸時代の学者・長久保赤水(せきすい)(1717〜1801年)の生涯と功績を伝えるために製作した映像作品を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。赤水役を和泉流狂言師の和泉元彌さんが演じ、学問や地図作成に対する赤水の情熱を時代劇を通して伝える。

映像のタイトルは「その先を往け!日本地図の先駆者 長久保赤水」。赤水の顕彰を図る目的で市が製作し、5月に封切りした。時間は約53分。ユーチューブの市公式チャンネルから鑑賞できる。

赤水は幼くして両親を亡くし、継母や、地元医師が開く私塾の仲間に支えられ学問に励む。多くの資料や旅人の話などを編集して「改正日本輿地(よち)路程全図」を完成。農民出身ながら水戸藩主の侍講に登用され、年貢取り立ての改善を求めた書を藩主に提出する-といった半生を描く。

歴史地理学会の小野寺淳会長(茨城大名誉教授)と長久保赤水顕彰会の佐川春久会長が監修し、茨城県に縁のある作品を手掛けてきた松村克弥さんが監督を務めた。

市生涯学習課は「赤水の学問に対する思いや生涯、その功績をご覧いただきたい」としている。

市は観光PRの映像も「歴史」「レジャー」「特産品」の3編に分けて製作し、ユーチューブで同時公開した。

花貫渓谷やアウトドア体験施設「はぎビレッジ」、穂積家住宅、松岡城跡といった観光・レジャー施設、食用ホオズキや日本酒、みそといった特産品を紹介している。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース