茨城・常陸太田親子殺傷 被告に懲役25年求刑 水戸地裁

茨城県常陸太田市町屋町の住宅で昨年10月、無職男性と会社社長で次男の親子2人を殺傷したとして、殺人や殺人未遂罪などに問われた元同社従業員で日立市大みか町1丁目、無職、関根幸司被告(49)の裁判員裁判論告求刑公判が15日、水戸地裁(小川賢司裁判長)で開かれた。検察側は「強固な殺意があり、執拗(しつよう)かつ極めて危険な態様」として懲役25年を求刑した。

論告で検察側は「自己中心的な意思決定は強い非難に値する」と指摘。「偶然遭遇した親子の殺害を決意したのは理不尽で救いようがない」と強調した。弁護側は「犯行に計画性はなく、十分に反省している」として酌量を求めた。

起訴状などによると、関根被告は昨年10月27日午前7時から同45分ごろまでの間、根本☆(日の下に舛)さん=当時(89)=方に侵入、根本さんの頭をレンチで複数回殴るなどして頭蓋(ずがい)内損傷で殺害し、次男の邦雄さん=当時(59)=の頭部を金属製パイプレンチで殴り、文化包丁で背中や肩を切り付けて頭部挫創など全治約8日のけがを負わせたとされる。

判決は21日に言い渡される予定。

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