コーヒー楽しむ自由な器 茨城・ひたちなか 笠間の陶芸家12人出品

ユニークなカップが展示された会場風景=ひたちなか市共栄町
ユニークなカップが展示された会場風景=ひたちなか市共栄町
笠間の陶芸家12人によるこだわりのコーヒーカップを一堂に集めた「とってもいいカップ展」が20日まで、茨城県ひたちなか市共栄町のギャラリー・サザで開かれている。隔年開催の企画で14回目。コーヒーを楽しむための「器」として、各作家が提案する個性豊かな作品が並ぶ。

同展は、サザコーヒー会長の鈴木誉志男さんが、新しいコーヒー文化を創造しようと1995年に始めた。コーヒーカップには「取っ手がある」という既成概念を排し、「自由な発想で、日本人に合った形を提案したかった」と話す。

展示は、作家それぞれが笠間焼で培った技やアイデア、デザイン力を生かした約160点。お茶の時間を演出するものや、機能美を追求したものまで、趣向を凝らした器が勢ぞろいした。今回は、茨城工芸会長の松井康陽さんが初出品している。

笠間市の佐藤剛さん(72)は、そばちょこの形状を生かした「笠間色珈琲碗」を出品。「日本の食文化に、取っ手のない器はなじみやすい。自由な形のカップで、コーヒーを楽しんでほしい」としている。

展示以外にも、渋沢栄一がフランスで初めて飲んだコーヒーを再現した豆を、当時の器具で入れるコーナーが設置され、来場者に振る舞われた。午前10時から午後6時30分(最終日は同3時)まで。入場無料。

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