高校生の採用選考解禁 水戸の金融機関で実施 「落ち着いてできた」

就職を希望する高校生の採用選考が解禁され、金融機関の採用試験に臨む女子高生=水戸市内、鹿嶋栄寿撮影
就職を希望する高校生の採用選考が解禁され、金融機関の採用試験に臨む女子高生=水戸市内、鹿嶋栄寿撮影
2022年に卒業を予定し、就職を希望する高校生に対する企業の採用選考が16日、全国で解禁された。21年卒は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で準備が整わない状況を踏まえ、例年より1カ月遅れの10月16日が解禁日だった。22年卒は例年の日程に戻った。

茨城県内では緊急事態宣言が発令される中、3年生が選考に臨んだ。水戸市内の金融機関では2人の志望者に対面による適性検査と面接が実施された。適性検査は130人程度収容できる大会議室で行われ、座席の間隔は3メートルほど空けられた。面接はマスクを着用し、面接官の前にアクリル製の遮蔽(しゃへい)板が置かれた状態で行った。

選考を終えた県立高校に通う女子生徒(18)は「面接前は緊張したが、話しやすい雰囲気だったので自分の思っていることを伝えられた」と振り返った。対面での面接については「直接会った方が自分の気持ちをちゃんと伝えられる」と話した。

別の女子生徒は面接の対応として、マスク越しで分かりにくくなる顔の表情を補うため、鏡を見ながら目で気持ちを表現する練習をしてきた。「大げさにやらないと伝わらない」と難しさを感じていたが、選考を振り返って「今までで一番落ち着いてできた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

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