新型コロナ PCR検査費、自己負担2000円に軽減 茨城・日立市、22日から適用

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新型コロナウイルス対策で、茨城県日立市は18日までに、希望する全市民を対象に受け付けているPCR検査の自己負担額を3千円から2千円に軽減すると発表した。検査委託先の費用引き下げに伴う措置で、検査をさらに受けやすくすることで市民の不安を和らげるのが狙い。22日の検査分から適用する。

同市は5月、県内で初めて、年齢などを限定せずに全ての市民を対象とするPCR検査実施に踏み切った。唾液を容器に入れて提出する方式で、無症状の希望者が何回でも検査を受けられる。2月に65歳以上の高齢者と基礎疾患がある市民の希望者に対する検査を始め、感染拡大「第4波」を受け、対象を全市民に拡充した。

これまでの検査費用は1回1万7600円で、自己負担は3千円だった。市が検査を委託している県薬剤師会検査センターが今月、検査費用を1万3750円に下げたことから、市は市民の自己負担額を2千円に引き下げるのが妥当と判断した。

市健康づくり推進課によると、高齢者らを対象とした2月から4月までの3カ月間は326件を検査、陽性はなかった。全市民に拡大した5月から9月15日までは847件の検査を実施、8月の1件が陽性だった。

市内では第5波に見舞われた8月中旬以降、新規感染者数が急増。同月1カ月間で過去最多の249人に上り、7月の15倍近くに達した。このため、検査を希望する市民も8月は286件と月別で最も多かった。同課は「8月は出掛ける機会も多く、感染者数が増加したことで不安もあり、検査する市民が多かった」としている。

検査は月曜日と水曜日の週2回実施。原則として事前予約制で、自宅に送付された容器に検査日の朝、唾液を採取し、午前中に同市助川町1丁目の市保健センターに直接届ける仕組みだ。1日当たり60人程度の予約を受け付け、人数の余裕があれば直前の申し込みも受け付ける。

ワクチン接種は14日に16〜39歳の予約・接種がスタート。年代別で最後となる12〜15歳は日程を1週間前倒しし、21日に予約・接種を開始する。市が実施する集団接種は市池の川さくらアリーナ会場で1回目25、26日(2回目10月16、17日)を追加する。

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