茨城・常陸太田親子殺傷 49歳被告に懲役24年判決 水戸地裁 「極めて自己中心的」

水戸地裁=水戸市大町1丁目
水戸地裁=水戸市大町1丁目
茨城県常陸太田市町屋町の住宅で昨年10月、無職男性と会社社長で次男の親子2人を殺傷したとして、殺人や殺人未遂の罪などに問われた元同社従業員で同県日立市大みか町1丁目、無職、関根幸司被告(49)の裁判員裁判判決公判が21日、水戸地裁で開かれた。小川賢司裁判長は「(殺害したのは)自己保身のためであり、厳しい非難を免れない」として懲役24年(求刑懲役25年)を言い渡した。

判決理由で小川裁判長は「殺害行為は強固な殺意に基づく残虐なもの」と指摘。新型のパソコンが欲しくなり、金品を奪おうと被害者方に侵入しており、「一連の行動は極めて自己中心的」と断じた。一方で計画性がなく、犯行後に自首していることや、被害者に謝罪文を書いていることを挙げて酌量した。

判決によると、関根被告は昨年10月27日午前7時から同45分ごろまでの間、根本☆(☆は日の下に舛)さん=当時(89)=方に侵入、根本さんの頭をレンチで複数回殴るなどして頭蓋(がい)内損傷で殺害し、次男の邦雄さん=当時(59)=の頭部を金属製パイプレンチで殴り、文化包丁で背中や肩などを切り付けて頭部挫創など全治約8日のけがを負わせた。

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