茨城・常陸大宮の山方淡水魚館 久慈川の魚観察しよう

「えさの量や水温、よごれに気を配り管理している」と話す高林暁一郎さん=常陸大宮市山方の山方淡水魚館
「えさの量や水温、よごれに気を配り管理している」と話す高林暁一郎さん=常陸大宮市山方の山方淡水魚館
今年7月から仲間入りした、久慈川の代表的な魚「アユ」
今年7月から仲間入りした、久慈川の代表的な魚「アユ」
■国の特別天然記念物も


みなさん、久慈川(くじがわ)にすむ魚が観察できる水族館があるのを知っていますか? 茨城(いばらき)県常陸(ひたち)大宮(おおみや)市山方(やまがた)にある施設(しせつ)「山方(やまがた)淡水魚館(たんすいぎょかん)」です。約40種400匹(ひき)が水槽(すいそう)の中を泳いでいます。魚たちの世話を担当(たんとう)する同施設(しせつ)の高林暁一郎(たかばやしきょういちろう)さん(69)は「国の特別天然記念物のオオサンショウウオなど、珍(めずら)しい魚も見られます」と、魅力(みりょく)を話します。

■夜行性やこうせいでゆっくり

入り口をくぐると2匹(ひき)のオオサンショウウオがお出迎(でむか)えしてくれます。名前は「大好(だいす)きくん」「山(やま)ちゃん」です。大好(だいす)きくんの方が大きく、全長は122・1センチ体重は21キロもあります。

えさはキンギョと冷凍(れいとう)のアユを食べますが「もともと視力が弱いため、目の前にえさがないとなかなか食べてくれません」(高林(たかばやし)さん)。夜行性(やこうせい)のため昼間はゆっくり動く姿(すがた)が観察できます。

■アユ軽やかに

久慈川(くじがわ)に生息する魚もたくさんいます。イワナやヤマメ、ナマズ…。中でも代表格(だいひょうかく)といえばアユ。今年7月に久々に仲間入りしました。全長20センチ前後のアユが軽やかに泳いでいます。「アユは1年しか生きられない年魚。今年の冬を越(こ)せるか心配です」と、高林(たかばやし)さんは案じています。

大型水槽(おおがたすいそう)の一角には、北海道(ほっかいどう)の根釧原野(こんせんげんや)中心にすんでいる、サケ科の「イトウ」に出合えます。全長は50、60センチほどで、茶褐色(ちゃかっしょく)の水斑点(はんてん)が特徴的(とくちょうてき)です。また、ピンク色をした「ウーパールーパー」(メキシコサンショウウオ)は、愛らしい姿(すがた)で子どもたちに人気だそうですよ。

大人(おとな)(高校生以上)150円。小中学生70円。問い合わせは山方(やまがた)淡水魚館(たんすいぎょかん)(電)0295(57)6681

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース