「支える側から幸福に」モデル兼介護福祉士・上条さん研修会 水戸

自身が幸福になる大切さを呼び掛けた上条百里奈さん=水戸市鯉淵町
自身が幸福になる大切さを呼び掛けた上条百里奈さん=水戸市鯉淵町
介護人材の安定的な定着を図ろうと、水戸市鯉淵町のいばらき中央福祉専門学校で22日、介護福祉士でモデルの上条百里奈さん(32)を招いた研修会が開かれた。研修会は介護職1、2年目の約30人が参加し、上条さんは介護サービスを提供する側も受ける側も幸福にする「ウェルビーイング」の考え方を説いた。

上条さんは短大時代に介護福祉士の資格を取り、介護職を経験。その後、モデルとして活動しながら、東京大未来ビジョン研究センターで介護職の健康状態について研究している。

研修で、上条さんは「とても幸せだという人の共通点は、雑談ができる友人がいること」と述べた上で、「(支える人を幸せにするには)支える側から幸福になっていかなければ」と介護する側がまず幸せである大切さを強調した。

自身の介護で余命2週間の祖父が歩けるようになった経験に触れ、「病気は不幸ではない。個人ができることに目を向け、楽しむことが大切」と呼び掛けた。

参加した水戸市の介護職員、高信達利さん(32)は「利用者とのコミュニケーションで、信頼を得ることが大事だと分かった。笑顔あふれる職場にしたい」と話した。

同日の研修会はオンラインと会場参加で行われた。同様の研修会は来年3月まで計20回開かれる。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース