茨城・桜川市、キャンプ場改修で協定 アウトドア大手モンベルが監修

オンライン中継で連携協定書を取り交わした、桜川市の大塚秀喜市長とモンベルの辰野勇会長(左)=同市大和庁舎
オンライン中継で連携協定書を取り交わした、桜川市の大塚秀喜市長とモンベルの辰野勇会長(左)=同市大和庁舎
モンベルが桜川市との連携協定により監修に着手する、筑波高原キャンプ場=同市真壁町羽鳥
モンベルが桜川市との連携協定により監修に着手する、筑波高原キャンプ場=同市真壁町羽鳥
市民の環境保全の意識醸成や地域活性化などを目的に、茨城県桜川市とアウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪市)は28日、連携協定を締結した。同社は桜川市営の筑波高原キャンプ場(同市真壁町羽鳥)のリニューアルで監修に取り組む。同市大和庁舎と大阪市の同社本社をオンラインで結び、大塚秀喜市長と辰野勇会長が協定書にサインした。同社との同様の協定は県内市町村で初めて。

同協定は、アウトドア活動の促進で社会が直面する課題に対応し、市内地域の活性化と市民生活の質向上に寄与する狙いがある。連携事項は(1)自然体験の促進による環境保全意識の醸成(2)子どもたちの生き抜く力の育成(3)自然体験の促進による健康増進(4)防災意識と災害対応力の向上(5)地域の魅力発信とエコツーリズム促進による地域経済の活性化(6)農林水産業の活性化(7)高齢者や障害者の自然体験参加の促進-の7項目。

標高約500メートルの筑波山の中腹に位置する同キャンプ場は、敷地約2万4千平方メートルで1966年に開設。しかし整備された木造のロッジやバンガローが老朽化し、2018年からはテント泊のみ利用できる状況となっている。毎年5〜9月の5カ月間営業。周囲には原生林が残り、約140種の野鳥が生息。春にはカタクリやニリンソウが咲き、近くの沢ではサワガニやサンショウウオの姿を見ることができる。

辰野会長は「コロナの影響を受けて、東京都心部を中心に外出が非常にはばかられる環境にあるが、アウトドアは安全で心身共に安らげる場。桜川市は比較的都心部に近いところで、自然が残っている。これからは地方の時代と確信している。まずキャンプ場の監修で成功事例を作り上げたい」と意欲を示した。

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