台風16号 茨城県内も被害 停電、ソーラーパネル落下

中心市街地の建物の屋上から路上に落下したソーラーパネル=1日午後4時20分ごろ、潮来市潮来
中心市街地の建物の屋上から路上に落下したソーラーパネル=1日午後4時20分ごろ、潮来市潮来
大型で強い台風16号の影響で1日は伊豆諸島や東日本の太平洋側沿岸で天気が荒れた。強風による転倒が相次ぎ、大雨による住宅浸水も起きた。東北の太平洋側は2日明け方にかけて暴風が続く見通しで、気象庁は災害に警戒を呼び掛けた。2日夜には日本の東で温帯低気圧に変わる見込み。

水戸地方気象台によると、茨城県内も1日、風雨が強くなり、鹿嶋市で28・8メートル、日立市で20・4メートル、龍ケ崎市で19・9メートルの最大瞬間風速を観測した。

JR常磐線は午後2時38分ごろ、日立市大沼町のJR常磐線大甕-常陸多賀駅間で、走行中の下り特急列車が飛来したとみられるビニールハウスと衝突し、一時運転を見合わせた。JR鹿島線は全線で運転を取りやめた。

東京電力によると、古河市や鹿嶋市、神栖市、潮来市、常陸太田市、境町などで断続的に停電が発生し、午後4時半に県内約3500軒が停電した。

潮来市潮来の県道では、建物の屋上に設置されていたソーラーパネルが強風で落下。撤去作業のため一時通行止めとなった。

県内の公立学校は1日、約25%に当たる203校が臨時休校し、約40%の321校が短縮授業とした。

県防災・危機管理課によると、「高齢者等避難」を発令した日立市など5市が1日午後9時現在、36カ所の避難所を開設、86人が避難した。土浦市で80代女性が風にあおられ転倒するなど、県内で6人が負傷した。住宅浸水などの情報は入っていない。


最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース