衆院解散 茨城県内 自民、現有勢力維持狙う 野党、「共闘」体制が焦点

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茨城県内は7小選挙区全てに前職(比例復活を含む)を擁する自民が現有勢力維持を目指すのに対し、野党がどこまで実質的な「共闘」の体制をつくって対抗できるかが焦点になっている。1、2、6区で、自民候補と野党系候補の一騎打ちとなる公算が大きい。

【1区】4回目の当選を目指す自民前・田所嘉徳氏と、無所属で立候補する元職の福島伸享氏による一騎打ちの公算。田所氏は2012、14、17年とも福島氏を破っている。福島氏は09年に民主党で初当選、14年は比例北関東で復活当選。前回17年は希望の党から出馬した。

【2区】13回目の当選を目指す自民前・額賀福志郎氏と、立民元・藤田幸久氏による一騎打ちとなる見通し。過去の選挙で安定した戦いぶりを見せてきた額賀氏に対し、藤田氏は立民、共産などによる「野党共闘」でどこまで票を伸ばせるか注目される。

【3区】6回目の当選を目指す自民前・葉梨康弘氏、ともに新人の立民・梶岡博樹氏、維新・岸野智康氏の3氏が立候補を予定。葉梨氏は農水副大臣などこれまでの実績を強調。梶岡氏は政権交代への選択肢を示す。岸野氏は若さを前面に知名度向上を図る。

【4区】8回目の当選を目指す自民前・梶山弘志氏に、共産・大内久美子氏と維新・武藤優子氏の両新人が挑む。前経済産業相の梶山氏は党の新執行部で幹事長代行に就任。前回1区から出馬の大内氏は、野党共闘のため転出した。武藤氏は3度目の国政選挙挑戦。

【5区】4回目の当選を目指す自民前・石川昭政氏と前回は比例復活だった国民前・浅野哲氏、共産新・飯田美弥子氏、無所属新・田村弘氏の4人による争いになる見込み。総裁選で高市早苗氏の推薦人に名を連ねた石川氏と日立製作所労組出身の浅野氏による激戦とみられる。

【6区】自民前・国光文乃氏と、前回は北関東比例区で復活当選した立民前・青山大人氏が、共に2回目の当選を目指して立候補する。国光氏は医師として新型コロナウイルス対策に尽力した実績を強調。青山氏は野党共闘の下、悲願の選挙区当選を目指す。

【7区】前回は無所属で選挙区当選し、任期中に立民入りした中村喜四郎氏と、比例復活した自民前・永岡桂子氏に加え、維新から出馬予定の新人、水梨伸晃氏の三つどもえの公算。前回は中村氏を推薦した公明が今回、永岡氏を支援する方針で、激戦は必至。

【県内小選挙区立候補予想者】

▽1区
田所嘉徳 67 元法務副大臣 自前
福島伸享 51 元衆院議員 無元

▽2区
額賀福志郎 77 元財務相 自前
藤田幸久 71 元財務副大臣 立元

▽3区
葉梨康弘 62 元農水副大臣 自前
梶岡博樹 44 元県議 立新
岸野智康 27 社団法人代表 維新

▽4区
梶山弘志 65 前経済産業相 自前
大内久美子 72 党県副委員長 共新
武藤優子 57 会社役員 維新

▽5区
石川昭政 49 党総務会総務 自前
浅野哲 39 党県連代表 国前
飯田美弥子 61 弁護士 共新
田村弘 49 会社役員 無新

▽6区
国光文乃 42 元厚労省技官 自前
青山大人 42 元県議 立前

▽7区
永岡桂子 67 元文科副大臣 自前
中村喜四郎 72 元建設相 立前
水梨伸晃 42 参院議員秘書 維新

【比例代表北関東ブロック】 茨城県関係
石井啓一 63 党幹事長 公前

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