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衆院選公示控え前哨戦 茨城県内の立候補予定者、支持訴え奔走

雨の中、政策を訴える衆院選立候補予定者=水戸市内
雨の中、政策を訴える衆院選立候補予定者=水戸市内


衆院選の公示を控え、茨城県内の立候補予定者は17日、支持者へのあいさつ回りや集会などに奔走した。激戦が予想される戦いの出陣を前に、熱い前哨戦を展開した。

■1区
自民前職の田所嘉徳氏(67)は水戸市や下妻市などの催しや会合を精力的に訪ね、「コロナ後の経済対策を推進し、科学技術の恩恵を享受できる豊かな地方の未来を開く」と支持を訴えた。

無所属元職の福島伸享氏(51)は水戸市内で激励会に参加し、「先人が積み重ねてきた水戸の理念、価値観が国をもう一度動かす。水戸から代議士を生む力を賜りたい」と語った。

■2区
自民前職の額賀福志郎氏(77)は地元行方市内を精力的に巡り、「コロナの克服とコロナ後の日本経済の再生、生活に困っている方への支援をしっかり実現したい」と語った。

立民元職の藤田幸久氏(71)は陣営関係者と打ち合わせをこなした後、旧内原町や鉾田市で集会を開催。支持者らが「(藤田氏は)日本の政治に絶対必要な存在」と気勢を上げた。

■4区
新型コロナウイルス禍での経済対策や前経済産業相としての成果をアピールする自民前職の梶山弘志氏(66)は、この日も選挙区内の支援者を回り、支持を訴えた。

共産新人の大内久美子氏(72)は比例票の上積みを図るため、水戸市内であった支援者集会に参加。「格差が広がる新自由主義から脱却し、命と暮らしを守る政治へ」と訴えた。

維新新人の武藤優子氏(57)は終日選挙区内をあいさつ回り。「身を切る改革、実行中をモットーに、4区でも改革を実現したい」と、日本維新の会の政策の浸透に努めた。

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