茨城県龍ケ崎市職員・小林さん トライアスロン、全国の舞台へ

「龍ケ崎市役所」と入ったレースウエアを手に意気込みを語る小林竜馬さん=同市役所
「龍ケ崎市役所」と入ったレースウエアを手に意気込みを語る小林竜馬さん=同市役所
■「市の名 広めたい」
茨城県龍ケ崎市職員でトライアスロン選手の小林竜馬さん(23)が23日、九州で開催される国内最高峰の大会「日本トライアスロン選手権」に出場する。公務員と選手の「二刀流」で、時間を有効活用して練習を積んできた。「出るからには結果を残し、市の名を広めたい」と意気込み、「龍ケ崎市役所」と刻まれたレースウエアを身にまとって大舞台に臨む。

小林さんは仙台市出身。龍ケ崎市内の流通経済大を卒業し、2020年春に市役所入りした。プロのカテゴリー「エリート」に属し、18日現在で日本ランキング27位につける。仕事の前後や休みを有効に使い、コツコツと鍛錬に励む。スイム(水泳)、バイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)のいずれにも偏らない「バランス型」が持ち味だ。

中学1年の頃に競技と出合った。競泳選手だった父が趣味で始めたのをまねたのがきっかけで「最初は遊びのつもりだった」という。次第に頭角を現し、中学生時代は全国屈指の選手として鳴らした。「達成感が大きい。沿道からの応援も誇らしい」と競技の魅力を語る。

競技人生で思い出深いのは、4大会連続で五輪に出場したトライアスロン選手の田山寛豪さん(大洗町出身)との巡り合いだ。高校生の時、地元の大会で一緒になった。

当時、田山さんの母校でもある流通経大にちょうどトライアスロン競技部ができる頃で、「良かったら」と誘われた。「中3の時にも会ったことがあった。覚えてくれていたのがうれしかった」。進学を決める契機となった。

「低迷期」だったという高校時代から一転、大学生になるとU19日本選手権優勝などの実績を残した。「身近なまちに貢献したい」と考え、市職員の道を選んだ。現在は市教育委員会教育総務課に所属し、小中学校で使う教科書の取りまとめやスクールバス運営の事務を担う。

周囲の理解のありがたさを常に感じている。「職場や地域の支えで競技を続けていられる。結果で恩返ししたい」

小林さんが出場する日本トライアスロン選手権は23日、宮崎市で無観客で開かれる。小林さんは午前11時半スタートの予定。

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