鹿島FC 飲食売店でSDGs実践 ストロー、スプーン 環境配慮の素材採用

オフィシャルパートナー契約を締結した鹿島アントラーズFCの小泉文明社長(右)とカネカの菅原公一会長=鹿嶋市神向寺
オフィシャルパートナー契約を締結した鹿島アントラーズFCの小泉文明社長(右)とカネカの菅原公一会長=鹿嶋市神向寺
サッカーJ1・鹿島アントラーズFC(小泉文明社長)は21日、記者会見を開き、11月7日の浦和戦から、茨城県立カシマスタジアム内の飲食売店で使用するストローとスプーンを全て、土や海の中で二酸化炭素(CO2)と水に分解される、環境に優しい素材の製品にすると発表した。

鹿島FCがSDGs(持続可能な開発目標)の推進を目指す中で、化学メーカーのカネカ(東京)に連携を提案。カネカは「化学会社として製品で社会課題を解決しているが、なかなか広まらない。製品を普及させるすべが必要」(菅原公一(きみかず)会長)として快諾した。

カネカが開発した素材は「Green Planet(グリーンプラネット)」と呼ばれ、100%植物由来の生分解性ポリマー。多くの微生物により生分解され、最終的にはCO2と水になるという。これまで難しかった海水中でも生分解されるのが特長だ。

製品採用に当たり、カネカはクラブオフィシャルパートーナーとなり、ユニホームパンツ左前裾にロゴを掲出する。

鹿島FCは今後、ストローとスプーンだけでなく、フォークや皿のほか、オフィシャルショップの手提げ袋もグリーンプラネット製に入れ替えていく予定。さらに来季は「世界海洋デー(6月8日)」などに合わせ、サポーターらが参加する鹿島灘近郊での海洋清掃活動も実施していく。

小泉社長は「スタジアムでSDGsを体現したい。サポーターの方に『こういう技術があるんだ』と知ってもらい、社会の行動変容の一歩目になればうれしい」と期待した。

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