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《第74回秋季関東高校野球茨城県大会》準決勝 土浦日大、後半守備にほころび

土浦日大-明秀日立 6回表に1死一、二塁のピンチを迎え、マウンドに集まる土浦日大の内野陣=ひたちなか市民球場
土浦日大-明秀日立 6回表に1死一、二塁のピンチを迎え、マウンドに集まる土浦日大の内野陣=ひたちなか市民球場


◇第74回秋季関東高校野球茨城県大会準決勝(明秀日立3-1土浦日大、21日・ひたちなか市民)
これまでの3試合を1失点と堅守を誇った土浦日大だったが、中盤以降の守りにほころびが出た。先発を任された河野智輝(2年)は「前半は低めにボールを集められた」と五回まで無失点。しかし、六回に甘く入った変化球を痛打され始めると、バント処理の判断ミスも重なり2点を失った。七回から救援登板した背番号11の山田奏太(同)も「自分のピッチングができなかった」と、九回に死球で許した先頭打者を暴投とスクイズで生還させてしまった。

それでも、関東大会への道はまだ残されている。ここまで2人で投げ抜いてきた。河野は「2人で勝利を引き寄せる投球をする」、山田は「守備からリズムをつくり、チームを勢いづける」とそれぞれ意気込みを語った。

■土浦日大・小菅勲監督(54)
最少失点で逃げ切ろうとする面があり、積極性に欠けた。課題を修正し、つなぐ意識と攻める気持ちを確認し合い、万全な状態で3位決定戦に臨みたい。

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