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ドローン資格、授業で 茨城・大子清流高 全国初 林業活用、全員が合格

最終試験に臨む県立大子清流高の生徒=大子町大子
最終試験に臨む県立大子清流高の生徒=大子町大子
ドローン操縦士資格取得の最終試験に臨む県立大子清流高の生徒=大子町大子の同校体育館
ドローン操縦士資格取得の最終試験に臨む県立大子清流高の生徒=大子町大子の同校体育館


茨城県立大子清流高(大子町大子、今瀬一博校長)の農林科学科森林科学コースの生徒6人が22日、ドローン操縦士資格取得のための最終試験に挑んだ。高校の授業で操縦を学び、資格取得を目指すのは、全国初の取り組み。ドローンを活用した林業について実践を交えながら学んできた生徒たちは、緊張した面持ちで練習の成果を披露し、全員が合格した。

林業ではドローンを、森林測量や苗木の運搬などに活用しており、人出不足の解消や作業の安全化・効率化につながることが期待されている。

県内で唯一、林業について学べる同校では、2年前からドローン活用についての授業を開始。同コースの3年生6人は本年度、講習団体「ドローン・テクニカル・カレッジ」(水戸)による操縦講習を受け、国土交通省認定の資格取得を目指してきた。

また、本年度の取り組みには町の「将来の森林整備担い手育成事業補助金」を活用したほか、現場の見学などで林野庁のサポートも受けた。

同校体育館で行われた最終試験に臨んだ3年生たちは、関係者が見守る中、練習の成果を披露。ホバリングや8の字飛行などの課題をクリアし、全員が合格した。

将来林業に携わりたいという藤井直樹さん(18)は試験を終え、「ずっと練習を重ねてきたので、慎重に操縦できた。合格できて良かった」と話した。

同校で指導に当たる農林科学科主任の大津貴弘教諭は「生徒たちは夏休みも熱心に取り組み、成果が最高の形で発揮できた。林業の新たな担い手に育ってほしい」と期待を膨らませた。

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