TX脱線想定し訓練 つくばみらい総合基地 救助や避難誘導 茨城

訓練で負傷者を車両から搬送する救急隊員=つくばみらい市筒戸
訓練で負傷者を車両から搬送する救急隊員=つくばみらい市筒戸
つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は21日、茨城県つくばみらい市筒戸のTX総合基地で、列車の脱線を想定した異常時総合訓練を行い、けが人の救出や車両の脱線復旧を実施した。

同社社員のほか、常総広域、つくば市、取手市の3消防本部と、常総、取手の両警察署から約180人が参加した。

訓練は、列車が守谷-みらい平駅間で、隣接する道路で発生した交通事故によってトラックから鉄骨が線路に落下、非常ブレーキをかけたが間に合わず、鉄骨に接触して脱線。乗客13人が負傷したとの想定で行われた。

駅係員らが車両前部の扉からはしごを下ろして乗客を避難誘導。駆け付けた救急隊員らが負傷者を担架で運び出した。線路では、保守用車のクレーンを使って障害物を撤去した後、脱線した車両を線路に戻す復旧訓練などが行われた。

列車の乗務員として訓練に参加した同社の稲富成美乗務副主任(31)は「有事が起きた際の自信になった。乗務管理所全体で異常時に対応できるように士気を高めていきたい」と話した。同社の中山登介(たかすけ)安全統括部長は「(訓練は)スムーズにできた。これを継続していくことが大事」と総括した。

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