日立建機 茨城・土浦に新研究開発拠点 23年5月、稼働目指す

日立建機が土浦工場内に建設する「エンジニアリング棟」の完成イメージ
日立建機が土浦工場内に建設する「エンジニアリング棟」の完成イメージ
日立建機は茨城県土浦市神立町の土浦工場内に研究開発拠点となる「エンジニアリング棟」を2023年5月の稼働開始を目指して新設する。グループの拠点再編の一環で、県内外の研究開発拠点を集約し、建設機械の電動化やICT(情報通信技術)化に向け製品開発を強化する。

同工場では油圧ショベルカーやダンプトラックのほか、油圧ポンプやバルブなど建機の主要パーツの開発を行っている。新棟建設でホイールローダの開発機能を龍ケ崎工場(龍ケ崎市)、播州工場(兵庫県)から土浦工場に集約する。

エンジニアリング棟は同工場内の旧事務棟跡地に建設。鉄骨6階建てで延べ床面積約2万6千平方メートル。建設費などの事業費は約80億円。27日に着工し、2022年度中に完成予定。収容人数は約2700人で、5年後をめどに400~500人を新たに雇用する見込み。

同棟の建設計画は、県が本社や研究所を県内に移転する成長分野の企業に最大50億円を補助する「本社機能移転強化促進補助金」の対象として認定。補助額は約7億1千万円を見込む。平野耕太郎社長が25日、県庁を訪れ、大井川和彦知事から認定証の交付を受けた。平野社長は「グローバルに戦うために全国各地に分散する開発部隊を集約する」と話し、大井川知事は「県としても大変期待している」と述べた。

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