衆院選茨城小選挙区・終盤情勢 1、6、7区が激戦

■2、3、4区は自民安定
第49回衆院選(31日投開票)で、茨城新聞社は23~26日の4日間、県内有権者約2800人を対象に電話世論調査を実施し、独自の取材を加味して情勢を探った。県内7選挙区のうち、1、6、7区で自民前職と野党系候補が激しく競り合う。2、3、4区では自民前職が安定した戦いを展開し、5区でもやや先行する。ただ、投票先を決めていない有権者は各選挙区で2割程度おり、投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

1区は、自民前職の田所嘉徳氏と無所属元職の福島伸享氏が互角の戦い。田所氏は自民、公明支持層や20~40代の若い層が多く支持。福島氏は立民、共産支持層の7割超をまとめ、50、60代の約4割に浸透。鍵となる大票田の水戸市で競り合っている。

2区は、自民前職の額賀福志郎氏が大きくリード。ほぼ全ての世代、地域で多くの支持を集める。自民、公明支持層を押さえ、野党支持層にも食い込む。立民元職の藤田幸久氏は追う展開。立民支持層の8割を固めるが、他党の支持層はまとめ切れていない。

3区は、自民前職の葉梨康弘氏が安定した戦い。自民支持層の約9割を固め、公明支持も多く得る。全世代、幅広い地域で浸透。立民新人の梶岡博樹氏は立民支持層を固めるが他党への広がりが少ない。維新新人、岸野智康氏が2人を追い掛ける。

4区は、前経済産業相の自民前職、梶山弘志氏が盤石の戦い。全世代、全地域で広く支持を得ており、他候補を寄せ付けない展開。自民、公明支持層を固め、無党派層も4割超をまとめる。維新新人の武藤優子氏、共産新人の大内久美子氏が追い掛ける。

5区は、自民前職の石川昭政氏が国民前職の浅野哲氏との接戦で一歩リード。石川氏は自民支持層8割、公明支持層約4割を固める。浅野氏は国民支持層のほか立民にも浸透。公明、共産にも食い込む。共産新人の飯田美弥子氏と無所属新人の田村弘氏は苦戦。

6区は、自民前職の国光文乃氏と立民前職の青山大人氏が激しく競り合う。国光氏は自民、公明支持層の7割超を固め、広い地域から支持を得ている。青山氏は立民、共産支持層の8割超をまとめる。無党派層の約4割が態度を決めておらず、勝負の鍵となる。

7区は、自民前職の永岡桂子氏と、立民入りして臨む前職の中村喜四郎氏が激戦。永岡氏は自民、公明支持層の6割超を固め、全域で幅広い支持。中村氏は立民、共産支持層ともに約7割の支持を得て、自公にも食い込む。維新新人の水梨伸晃氏は苦しい戦い。

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