「ご当地ラップ」配信 青木智也さん、茨城の魅力を日々訴える

青木智也さん
青木智也さん
民間シンクタンクによる都道府県「魅力度ランキング」で下位常連の茨城県。同県常総市在住の青木智也(あおきともや)さん(48)は、その魅力をウェブサイト「茨城王-イバラキング」で発信し、茨城弁でラップを歌う「イバラッパー」として、ご当地ラップを動画サイトで配信する音楽活動も行っている。

旧石下町(現常総市)出身。都会での1人暮らしに憧れ東京の大学で学生生活を送った。卒業後は、都内のソフトウエア会社に就職したが、「会社の歯車のように働く生活」に疑問を感じ、1年半勤務した後Uターン。肉体労働から事務仕事までさまざまなアルバイトをしながら生計を立て2000年にウェブサイト「イバラキング」を開設した。

茨城弁の紹介や、県民が愛してやまない練乳を使用した甘みが特徴の「マックスコーヒー」の話題などいわゆる「地元あるある」を発信する。茨城弁といっても、「地域によって微妙に違っていたり、知らなかったものがあったり発見がある」と話す。

04年には書籍「いばらぎじゃなくていばらき」を出版。15年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川の決壊で常総市が甚大な被害を受けた際には、茨城弁を用いたラップで復興応援ソング「常総魂」を制作した。今年10月には、茨城の魅力をコミカルに紹介した漫画「だっぺ帝国の逆襲」が発売され、監修を務めた。

茨城を一言で表現するならば、「いいあんべえ(良いあんばい)なところ」。突出した魅力はないが、東京に電車ですぐ行けて、食も豊富、住んでいて困ることはほとんどない。「この『平均』さが(魅力度ランキングの)評価につながらないだけ」

統計では測ることができない魅力がまだまだある。これからも茨城の良さを発信すべく、日々奮闘を続ける。

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