岡田氏が不出馬表明 来夏の参院選 自民、年内に後継選定へ
自民党の岡田広参院議員(74)=茨城選挙区、当選4回=は18日、県庁で会見し、来年夏の参院選に出馬しないと表明した。自身の年齢を不出馬の理由に挙げ、「後進に道を譲りたい」と述べた。任期終了後も若手政治家の育成など政治活動は続ける予定という。岡田氏の引退表明を受け、自民党県連(梶山弘志会長)は同選挙区の新たな候補者について、選考委員会を立ち上げ、公募によって年内の選定を目指す方針。
次期参院選を巡っては、同選挙区選出の立憲民主党の郡司彰参院議員(71)=当選4回=も不出馬を表明しており、改選を迎える現職2人がそろって引退することとなる。
岡田氏は、会見で不出馬を決めた理由について、自らが秘書を務めた元県知事の岩上二郎氏が参院議員在職中に亡くなった時の75歳という年齢を挙げ、「一つの節目として考えていた」と語り、10月31日の衆院選後に「総合的に考えた」と説明した。会見前日に旧知の支援者を集めて不出馬の意向を伝え、慰留されたことも明かした。
後継候補については「県連が決めること」とした上で、「行政、政治経験があり、少なくとも2期、3期やれる年代的に若い人というのも考え方」と述べた。
岡田氏は水戸市出身で、岩上氏の秘書や県議、同市長を経て、2003年の参院補選で初当選。現在4期目で、これまでに内閣府副大臣兼復興副大臣、厚生労働政務官、参院決算委員長、参院自民党議員副会長などを歴任。山口武平氏の後に党県連会長も務めた。
前回改選時の16年参院選では約61万票を獲得し、2位に30万票以上の大差を付けてトップ当選した。
会見に同席した西條昌良県連幹事長は、今後の候補者選考について説明。「選考基準を作って選考委員会で決めていく。公募の仕方は議論の余地がある」と話した。2議席獲得を狙って候補者2人を擁立する可能性については「慎重に判断する」と述べた。
次期参院選を巡っては、同選挙区選出の立憲民主党の郡司彰参院議員(71)=当選4回=も不出馬を表明しており、改選を迎える現職2人がそろって引退することとなる。
岡田氏は、会見で不出馬を決めた理由について、自らが秘書を務めた元県知事の岩上二郎氏が参院議員在職中に亡くなった時の75歳という年齢を挙げ、「一つの節目として考えていた」と語り、10月31日の衆院選後に「総合的に考えた」と説明した。会見前日に旧知の支援者を集めて不出馬の意向を伝え、慰留されたことも明かした。
後継候補については「県連が決めること」とした上で、「行政、政治経験があり、少なくとも2期、3期やれる年代的に若い人というのも考え方」と述べた。
岡田氏は水戸市出身で、岩上氏の秘書や県議、同市長を経て、2003年の参院補選で初当選。現在4期目で、これまでに内閣府副大臣兼復興副大臣、厚生労働政務官、参院決算委員長、参院自民党議員副会長などを歴任。山口武平氏の後に党県連会長も務めた。
前回改選時の16年参院選では約61万票を獲得し、2位に30万票以上の大差を付けてトップ当選した。
会見に同席した西條昌良県連幹事長は、今後の候補者選考について説明。「選考基準を作って選考委員会で決めていく。公募の仕方は議論の余地がある」と話した。2議席獲得を狙って候補者2人を擁立する可能性については「慎重に判断する」と述べた。