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最高品質の富有柿 「紫峰煌」ブランド化  茨城・石岡

ブランド柿「紫峰煌」をアピールする石岡市の谷島洋司市長(左)と石岡ブランド柿部会の上田佳幸会長=同市柿岡
ブランド柿「紫峰煌」をアピールする石岡市の谷島洋司市長(左)と石岡ブランド柿部会の上田佳幸会長=同市柿岡


■皇室献上と選果基準同等
茨城県石岡市八郷地区の四つの柿出荷組合で構成する石岡ブランド柿部会(上田佳幸会長)は最高品質の富有柿を「紫峰煌(しほうのきらめき)」という呼称でブランド化し、高級感のあるパッケージとともに商品化した。

同部会の上部団体で、同じく上田氏が会長を務める同市八郷柿振興協議会は毎年、厳選した富有柿を献上柿として皇室に届けている。上田氏によると、「同じ物を食べてみたい」という消費者の声が根強くあるといい、谷島洋司市長から「ブランド商品化しては」との提案があり、部会を組織して取り組んだ。

同部会によると、果実の色や形、大きさなど選果基準を皇室献上柿と同じ程度としている。1個の大きさも約300グラム(3L)でそろえている。

「紫峰」は筑波山の別名にちなんだ。パッケージのカラーも紫にした。6個箱入りで価格は8300円(送料込み)。商品はJA全農が運営する産地直送通販「JAタウン」から購入できる。今季は400箱ほど用意するという。

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