■岡田氏後継　選考2次、年内決定へ
来年夏の参院選で、自民党茨城県連(梶山弘志会長)は24日、不出馬を表明した茨城選挙区の同党現職、岡田広氏の後継候補選定を巡り、候補者選考委員会の第1回会議を開き、公募を27日に始めることを決めた。2次にわたる選考を実施する方針で、西條昌良県連幹事長は「年内には候補者を決めたい」と話した。

選考委員会は梶山会長を委員長に、国会議員や県議、友好団体の代表者、市町村議員の代表者ら23人のメンバーで構成。第1回会議では、選考の流れや応募資格などを確認した。

公募は26日の県連総務会を経て、スタートする。公募要項では、応募資格を「日本国籍を有する30歳以上」かつ「自民党籍を有する者」とし、締め切りは12月7日。

同9日に7人の代表選考委員が書類による第1次選考を行い、その後、第2次選考を実施する予定。審査については「行政経験や政治経験の有無」「国会議員や県議、党地域・職域支部の推薦の有無」などを重視する方針。

西條幹事長は後継候補について「全く白紙の状態」と説明。衆院選の結果も踏まえ、「来年は反動もあり得る。ここ(参院選)で勝たないと本格政権の維持ができない」と語った。