海底火山由来の軽石、茨城にも漂着か 神栖の海岸で見つかる

茨城県神栖市の日川浜海岸で確認された海底火山噴火に由来するとみられる軽石(だいち災害リスク研究所提供)
茨城県神栖市の日川浜海岸で確認された海底火山噴火に由来するとみられる軽石(だいち災害リスク研究所提供)
小笠原諸島の海底火山噴火で発生したとみられる軽石が、茨城県神栖市の日川浜海岸で少量見つかったことが24日、分かった。地質コンサルタントが調査し、特徴が一致する24個の軽石が海岸に漂着しているのを発見した。

発見したのは、地盤災害ドクターで「だいち災害リスク研究所」(東京)の横山芳春所長。23日に茨城、千葉両県の海岸を調査していた。

横山所長によると、調査では、波崎海岸や千葉県銚子市の屏風岬などでも軽石の点在を確認した。

軽石は、白っぽく丸みのあるものが漂着することが多いが、今回見つかったのは濃い灰色でゴツゴツした形状。中には鉱物とみられる黒っぽい粒状のものが混じっており、各地で漂着が相次ぐ海底火山由来の軽石の可能性が高いという。

今回の漂着について、横山所長は「海底火山噴火による軽石とみて間違いないだろう。22日に吹いた風で第1波が(海岸に)届いたということではないか。長期化すると漁業などに影響が出る恐れもある」などと述べた。

茨城県は「今後、漂着する軽石が多くなれば、オイルフェンス設置などの対応を取りたい」としている。25日に鹿嶋市以南の海岸で現地調査を行う予定。

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