和紙のアユ泳ぐ 茨城・常陸大宮の道の駅でクリエーター作品展

県内クリエーターらがデザインした和紙のアユが泳ぐ展覧会=常陸大宮市岩崎の道の駅常陸大宮~かわプラザ~
県内クリエーターらがデザインした和紙のアユが泳ぐ展覧会=常陸大宮市岩崎の道の駅常陸大宮~かわプラザ~
■久慈川の魅力表現
茨城県無形文化財で常陸大宮市特産の和紙「西ノ内紙」を使ってアユをかたどった造形を、県内のクリエーターが思い思いにデザインした作品展「かわのびじゅつかん」が、同市岩崎の道の駅常陸大宮~かわプラザ~内ギャラリーで開かれている。28日まで。

主催は茨城デザイン振興協議会(佐藤正和会長)。会員のクリエーターたちはデザイン力で地域貢献に努めているが、今回は県内の山、森、海、川など豊かな自然を題材にした。以前から温めていた企画でコロナ禍で開催できずにいたが、感染状況が落ち着いてきたことで、第1弾として久慈川を舞台にした同展をスタートさせた。

会員が3Dプリンターを使って23センチの泳ぐ姿のアユに型を取り、市内の西ノ内紙製造販売店「紙のさと」に和紙造形を依頼。その後、会員個々に「流域の歴史や産業、生活の営みなど地域の価値を発信するもの」を趣旨にデザインしてもらった。栃木、群馬県のデザイン協議会会員の協力も得た。

アクリルなどで鮮やかに彩られたり、うろこや骨がさまざまな手法で浮き出たり、ユニークな作品ばかり。中にはアユの形の島で遊ぶジオラマ風のもの、焦げ目や串刺しで塩焼きを表現した作品もある。

佐藤会長は「コンパクトな展示を心掛け、誰もが参加できるコーナーも用意した。地域の伝統産業の西ノ内紙と、清流の久慈川の魅力を新たな表現の形で見てほしい」と話す。

会場には、アユの形の紙に自由に塗り絵をしてもらうコーナー、屋外階段に会員自作川柳ののぼり旗展示もある。27日午前は、久慈川河川敷で拾った小石に好きなデザインを描くストーンアートのワークショップが開かれる。

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