茨城の大洗マリーナをマリンスポーツ拠点に 県、港湾計画変更を了承

「大洗マリーナ」の機能強化について協議した県地方港湾審議会=水戸市笠原町
「大洗マリーナ」の機能強化について協議した県地方港湾審議会=水戸市笠原町
茨城県ひたちなか市と大洗町の海浜地区を魅力的な観光地にする「ひたちなか大洗リゾート構想」を巡り、県は茨城港大洗港区内に設けられた「大洗マリーナ」の機能を強化しマリンスポーツの拠点として整備を進める方針をまとめた。県地方港湾審議会が25日、水戸市内で開かれ、港湾計画変更を了承した。周辺地区と一体的な活用を図り、新たな観光拠点形成を目指す。

大洗マリーナは、海洋性レクリエーション基地として小型船舶の係留やクラブハウスなどを設置した公共のヨットハーバー。フェリーやクルーズ船が入港する同港区中央地区や、大洗サンビーチなどと隣接する。

変更計画ではマリーナ周辺の緑地をレクリエーションなどに利用する「交流厚生用地」へと変更し、対象範囲を従来の3・5ヘクタールから4・9ヘクタールに拡張。マリーナと浜辺を直結させることで、ビーチバレーやサーフィンなどを含む多彩なマリンスポーツを楽しめる拠点として提供していく。

また、港湾内の土地利用規制などを条例で定める分区指定も一部を変更する。12月にも港湾計画と分区指定の変更を公示。来年以降には、公募による民間企業の視点を活用したマリーナ機能拡充の検討を進めていく。

海水浴客の減少傾向や外国人観光客の取り込みなどを見据え、県港湾課は「多彩なニーズへの対応が課題」と説明。大洗マリーナの機能を強化することで「利用者の活動の場を広げ、さらに魅力ある施設にしていく」としている。

ひたちなか大洗リゾート構想は、両市町沿岸地域の景観を変え「おしゃれで洗練されたリゾート」をコンセプトに、2019年3月に県が策定。同7月には推進協議会を立ち上げ、協議を進めている。

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