筑波大生、イベント計画 RPG、北条地区冒険 茨城・つくば 地域と交流、活性を

北条地区にある「旧矢中邸」を視察する及川浩輝さん(右)ら=つくば市北条
北条地区にある「旧矢中邸」を視察する及川浩輝さん(右)ら=つくば市北条
大学生と地域社会の関わりを深めようと、筑波大生が主体となり大学生を対象とした街歩きイベントを企画している。茨城県つくば市北部の北条地区を舞台にロールプレーイングゲーム(RPG)をモチーフとし、タイトルは「つくばクエスト」。同イベント実行委員長で同大3年の及川浩輝さん(21)は「学生も地域の人も楽しめるイベントにしていきたい」と意気込んでいる。

地域と大学生が関わる機会をつくり交流を増やすことで、活性化につなげたい考え。大学生が地域活動に参加するきっかけや、地域を知ることで若者の政治参加を促す狙いもある。

舞台となる北条地区は豊かな自然に加え、古民家や史跡が残る歴史と伝統が息づく地区。イベントでは、地域巡りや住民との交流を通して、魅力をひもといていく。

RPGをモチーフとした理由について、及川さんは「自分が主人公になることでまちに入り込みやすい」と説明。ゲームのようにクエスト(冒険依頼)を受け、探索する形式などを構想している。

イベントは3月末の開催を予定し、筑波大生15~30人の参加を見込む。実行委は定期的に同地区を訪れ、国登録有形文化財「旧矢中邸」といった名所の視察や歴史を調べるなどして準備を進める。クラウドファンディングも活用し、開催資金を募った。

同地区の交流拠点「iriai Tempo(イリアイテンポ)」も取り組みに協力。同拠点番頭の橋永貴郁(たかふみ)さん(23)は「イベントで興味を持った人が継続してまちに訪れるようになってほしい。一緒に盛り上げていきたい」と語った。

また、地域住民も活性化に期待をかける。同地区にある広瀬歯科医院の広瀬太一郎さん(34)は「イベントをきっかけに少しずつでもまちが明るくなれば」と話す。

今回のイベントが終わった後も同地区での取り組みを続けていくほか、市内の他地区にも活動の幅を広げていく方針だ。及川さんは「継続的にいろいろな方向から地域参加をアプローチしたい」としている。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース