オオヒシクイ120羽飛来 茨城・稲敷の稲波干拓地

稲波干拓地で飛来が本格化している国の天然記念物オオヒシクイ=稲敷市稲波
稲波干拓地で飛来が本格化している国の天然記念物オオヒシクイ=稲敷市稲波
茨城県稲敷市の稲波干拓地で、国の天然記念物の渡り鳥「オオヒシクイ」の飛来が本格化している。すでに120羽が越冬のためロシアから渡ってきており、一目見ようと県内外の愛鳥家らが観察に訪れている。

オオヒシクイはガンの仲間で、羽を広げると2メートル近くある大型の鳥。稲刈り後に芽を出す「二番穂」の実や茎のほか、あぜ道の雑草などを食べ、群れで羽を休めている。11月下旬に飛来し、翌春に北帰する。

東京都立川市から4時間かけて来た男性(72)は「飛び立つ様子を見たが、本当にすごい」と声を弾ませた。

「稲敷雁の郷友の会」によると、オオヒシクイは非常に警戒心が強く、人や飛行機が近づくと鹿島灘まで逃げてしまうという。

坂本勝己会長(68)は「観察小屋周辺の決められた場所から見てほしい」と呼び掛けた。

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