茨城政懇 興梠氏「中国観は転換点に」 習近平体制の課題解説

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茨城政経懇話会の12月例会が2日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、神田外語大教授の興梠一郎氏が「いま中国で何が起きているのか?~習近平体制の現状と課題」をテーマに講演し、習近平国家主席が権力基盤を固める中、「今の中国観は転換点にある」と認識を新たにするよう促した。

習近平国家主席の考え方について2017年の党大会に触れ、「一番大事なのは『総合国力と国際影響力でトップに立つ国家となる』こと。総合国力は軍事、経済、政治、外交力の全てを含む」と分析した。さらに全領域を共産党がコントロールする特徴を説明し、経済モデルを「国有企業が主体で、民間は指導される対象だったが、習近平体制はその度合いが強い。海外の企業が投資するときにはリスクが発生する」とした。

中国の財政問題については、国内総生産(GDP)を上げるため地方で公共工事が活発化している点に触れ、GDPと同時に借金も増やしていると指摘。「債務の大半は地方にたまっている。民間企業の投資が非常に少なく、末端に行くと公務員の給料が払えない所も出ている」と話した。

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