男女にとらわれず職業選択 茨城・高萩の秋山中で出前授業 保育士らやりがい語る

保育士の男性と、重機オペレーターの女性が仕事について語った出前授業=高萩市高萩
保育士の男性と、重機オペレーターの女性が仕事について語った出前授業=高萩市高萩
性差や固定観念にとらわれない職業選択を考える中学生向けの出前授業が8日、茨城県高萩市高萩の市立秋山中学校(小池洋一校長)で開かれた。いずれも同市内で勤務する保育士の男性と重機オペレーターの女性が仕事を選んだ理由ややりがいなどを語ったほか、県ダイバーシティ推進センター「ぽらりす」の職員が講話を行い、1年生44人が耳を傾けた。

授業は、男女関係なく自分が就きたいと思う職業を選んで良いことを生徒に理解してもらおうと、市が本年度、市内全3中学校で実施する計画。

市内の保育園に勤める保育士、遠山拓美さん(27)は「子どもたちがかわいく、日に日に成長する姿を間近で見られるのが楽しい」とやりがいを語った。

市内の工場でホイールローダーのオペレーターとして勤務する大川麻美さん(44)は「重機を手足のように動かしているオペレーターを見て自分もやりたいと思った」と仕事に就いたきっかけを話した。

同センターの方波見真弓主査は「進路や仕事を選ぶ上では性別による思い込みに縛られず、自分の好きなことや個性を生かせるよう選択の幅を広げてほしい」と語り掛けた。

生徒の川上琉さん(13)は「『男だから女だからこういう仕事』という偏見がなくなってよかった」、佐藤麗来さん(13)は「自分に合う仕事を選ぶことが大事だと分かった」とそれぞれ感想を話した。

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