子ども食堂、課題探る 運営、支援巡り意見交換 水戸で大会

子ども食堂運営団体が交流したネットワーク大会=水戸市千波町
子ども食堂運営団体が交流したネットワーク大会=水戸市千波町
茨城県内の子ども食堂関係者による「いばらき子ども食堂ネットワーク大会」が15日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれた。「子どもたちの悩みの受け止め方」をテーマに、講演や交流会を通じて支援の在り方や運営上の課題などについて意見を交わした。

大会は県が主催し、子ども食堂を運営する14団体のほか、社会福祉協議会や行政関係者ら約50人が参加。基調講演ではNGO未来の子どもネットワーク(龍ケ崎市)の笠井広子代表が、約150人が登録する子ども食堂の取り組みを紹介した。

笠井さんは、子どものSOSを見つける方法について「一緒に行う台所作業やゲーム中の何げない会話にヒントがある」と指摘。サイズの合わない靴や汚れにも着目しており、手紙を書ける場所を用意しておくなど「大人側の仕掛けも大事」と語った。

支援の基準は「個人の思いではなく『子どもの最善の利益』を考えること」とし、民生委員など行政や地域との連携の重要性を強調。「目の前にいる子どもに対して何かできるかもしれないというのが活動の原点」と述べた。

交流会では参加者がグループに分かれ、それぞれの団体の特長や課題について意見交換した。「子ども食堂サポートセンターいばらき」を運営する茨城NPOセンター・コモンズの大野覚事務局長は「子ども食堂とつながり一緒に活動したいという希望が増えている」とし、設立・運営の無料相談や助成金の活用などを呼び掛けた。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース