茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県は16日、新型コロナウイルスのワクチン未接種者は接種者と比べて約6倍の感染リスクがあるとして、1、2回目の接種が終了していない人に向けて接種を再度検討するよう呼び掛けた。
県によると、全県民の接種率は約8割で、11月1日~12月16日の陽性者65人のうち未接種者は約6割の38人だった。
県は「現在、感染状況は落ち着いているが、11月以降の陽性者に占める未接種者の割合は高い状況だ」との見解を示し、居住市町村または水戸協同病院(水戸市)、筑波メディカルセンター病院(つくば市)に設けられたワクチン接種センターで接種ができると説明した。