茨城・常陸太田市 学校机天板に市産材 森林環境譲与税を活用

学校机の天板を市産材に交換する作業=常陸太田市大中町
学校机の天板を市産材に交換する作業=常陸太田市大中町
茨城県常陸太田市は、森林・林業・木材普及啓発事業として、市内の小中学校の児童生徒が使用している学校机の天板を、市産材を使用したものと入れ替える作業をスタートさせた。2019年度に国が配分を始めた森林環境譲与税を使った取り組みで、同税の活用などについて検討してきた同市の協議会が提案した。子どものうちから木に親しみ、森林や木材に関心や興味を持ってもらうことが狙いだ。本年度は市内でも林業の盛んな旧里美村地域の小中学校で入れ替えを行う。

天板への市産材使用を提案したのは、同年9月に発足した「市明日の森林を考える会」。森林環境譲与税の活用法のほか、森林経営管理制度や森林整備に関する各種事業などについて検討してきた。

天板の交換に向け、6月に丸太をひき、2カ月の天然乾燥を行った後に人工乾燥機にかけ、9月から加工作業に入った。天板は既存の学習机と同じ規格で縦450ミリ、横650ミリ、厚さ20ミリ。市産のスギ材で、幅方向のみ2~3枚の木材を接着した板を使用し、ウレタン塗料で仕上げた。



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