茨城・古河老健殺人 被害者とトラブルなし 県警、動機解明進める

赤間恵美容疑者が勤務していた介護老人保健施設「けやきの舎」=古河市仁連
赤間恵美容疑者が勤務していた介護老人保健施設「けやきの舎」=古河市仁連
茨城県古河市仁連の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で、いずれも入所中の吉田節次さん=当時(76)=が昨年7月に、鈴木喜作さん=当時(84)=が昨年5月にそれぞれ殺害された事件で、殺人容疑で再逮捕された施設の元職員で同市大和田、赤間恵美容疑者(36)と鈴木さんの間にトラブルが見つかっていないことが31日、県警への取材で分かった。赤間容疑者は吉田さんとの間でもトラブルは判明しておらず、県警は動機の解明を進めている。

県警などによると、赤間容疑者は看護師として栃木、埼玉両県の病院で約3年間、勤務経験があった。古河の施設には昨年4月下旬から看護師として勤務し、鈴木さんが死亡後の6月中旬に介護士扱いとなり、吉田さんが死亡した日の7月6日に退職した。

鈴木さんが死亡した5月30日、赤間容疑者は鈴木さんの担当ではなく、鈴木さんが入る4人部屋などがある施設内で一定の領域を担っていた。鈴木さんは、吉田さんとは別の部屋だった。

鈴木さんは、吉田さんと同様、体につながれた点滴チューブを通し注射筒(シリンジ)で空気を体内に注入され、殺害されたとされる。鈴木さんの死亡時、赤間容疑者は看護師としてシリンジを扱える立場にあり、吉田さんの死亡時は介護士としてシリンジを扱う立場ではなくなっていた。

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